東南アジア発・社会課題解決スタートアップ、世界へ

マレーシア発スタートアップが日本語で挑戦

「JUNGLE FORGE AWARD – Social Impact Edition by SUMMYS」受賞企業決定

マレーシア拠点のSUMMYSは、2026年6月6日東南アジアのスタートアップが日本の社会課題解決に挑むピッチコンテスト「JUNGLE FORGE AWARD – Social Impact Edition by SUMMYS」をMalaysia Taman Tuguにて開催し、受賞企業を決定しました。

本ピッチコンテストにはマレーシアを含む200社以上のスタートアップから応募があり、その中から8社がファイナリストとして選出されました。 

JUNGLE FORGE AWARD – Social Impact Edition by SUMMYS は、日本が直面する社会課題の解決を目指し、東南アジアの革新的なスタートアップと日本をつなぐ国際ピッチイベントです。

本イベントでは、参加スタートアップがピッチに臨む前に、SUMMYS代表であり日本語教員免許を持つ深瀬マリエル麻美が特別セッションを実施しました。

セッションでは、日本の社会課題への理解を深めるとともに、日本企業とのコミュニケーション方法、日本語での事業説明、日本人に伝わるプレゼンテーションのポイントなどを共有。参加スタートアップは、その学びを活かし、日本語を取り入れながらプレゼンテーションを行いました。

審査対象となるのは、技術力やビジネスモデルだけではありません。

・日本の社会課題を本気で解決しようとしているか
・日本人の心を動かすビジョンを持っているか
・日本社会に貢献する意志と実行力があるか

これらも重要な評価基準となります。

現在、日本は高齢化、労働力不足、多文化共生、食料安全保障、地方創生など、数多くの課題に直面しています。

SUMMYSは、これらの課題を日本国内だけで解決することは難しいと考えています。

だからこそ、東南アジアの優秀な起業家たちとともに挑戦したい。

国境を越えたイノベーションを通じて、日本の未来を共創したい。

そんな想いから、このアワードを開催しています。

また、本イベントの優勝企業とはMOU(基本合意書)を締結し、日本市場への展開支援と、日本の社会課題解決に向けた取り組みを共同で推進してまいります。

日本の未来を変える挑戦が、ここから始まります。

Left: Hiro Umemoto, CFO of SUMMYS

Mai Okazawa CMO of SUMMYS

Kids Judge

Mariel Asami Fukase, Founder and CEO of SUMMYS 

Dr. Hanafiah Yussof  Founder and CEO of Robopreneur Sdn Bhd

Chor Chee Hoe, Founder and CEO of Qarbotech

CEO Raheel (RZ) Zubairi Pixelence

CEO Sethu Raaj Munusamy Midwest Composites

起業家向け特別日本語レッスンの様子

自然の中でのピッチ――電気を使わないエコなイベント

本コンテストが他のピッチイベントと大きく異なる点のひとつが、サステナビリティへの徹底したこだわりです。発表されるアイデアだけでなく、イベントそのものがエコであることを貫きました。ピッチは屋外・自然の中で行われ、電気は一切使用しませんでした。スポットライトもプロジェクターもマイクもなし。あるのは起業家たちと、そのアイデアと、広がる空だけ。

この選択は、本コンテストが大切にする価値観そのものを体現しています。「本当のイノベーションは、環境に負荷をかけなくても生まれる」という信念です。最先端の会議室やデジタルステージが当たり前の時代に、JUNGLE FORGE AWARDはあえて別の道を選びました。どこでも、空の下でも、力強い対話は生まれるということを証明しました。


グランプリ|Robopreneur Sdn Bhd

Left:Dr. Hanafiah Yussof  Founder and CEO of Robopreneur Sdn Bhd

Right: Mariel Asami Fukase, Founder and CEO of SUMMYS 

Dr. Hanafiah Yussof  Founder and CEO of Robopreneur Sdn Bhd

サービスロボットおよびPhysical AIソリューションを提供するロボット開発企業。代表のDr. Hanafiah Yussof氏は「私たちはロボットの会社です。日本の労働者不足をロボットで解決します。」と流暢な日本語でスピーチし、会場に強い印象を与えました。

審査員コメント

  • 南 章行氏(ココナラ創業者)

「人手不足というアジア・日本共通の構造課題に対し、サービスロボットとPhysical AIで実装可能な解決策を示している。病院、警備、清掃、観光など日本で需要が広がる領域との親和性が高い。」

  • 金森岳史氏(TKOcean, Inc.)

「日本が直面する複数の社会課題に直接的に適合し、日本企業・団体との連携を積極的に進める明確な意向を示している点を評価。」

銀賞・GREEN AWARD|Qarbotech

Left: Hiro Umemoto, CFO of SUMMYS

Center: Chor Chee Hoe, Founder and CEO of Qarbotech

Right: Mariel Asami Fukase, Founder and CEO of SUMMYS 

植物の光合成効率を向上させる独自ナノテクノロジーを開発。ピッチでは「光合成」という日本語キーワードを用い、農作物の収量増加と肥料使用量削減を同時に実現するソリューションを紹介しました。

審査員コメント

  • 原 雄二氏(Apollo Capital)

「食料安全保障、気候変動、小規模農家の所得向上という共通課題に対し、スケーラブルかつ実証済みのソリューションを提供。日本企業との連携による社会実装ポテンシャルを高く評価。」

  • 衛藤 淳一氏(JRE VENTURES)

「実際の農地での検証実績があり、農家に明確な経済的メリットを示す。日本の農業分野への導入可能性が高い。」

  • 南 章行氏(ココナラ創業者 CEO Crest Skill Partners「労働力に依存せず収量向上を目指せるため、日本の農業従事者減少にも適合する。」
  • 金森岳史氏(TKOcean, Inc.)「農業における労働力不足や食料自給率向上という課題への実用的関連性が高く、アプローチの成熟度と実現可能性を評価。」

AI AWARD|Pixelence

CEO Raheel (RZ) Zubairi

造影剤を使用せずに脳MRI画像診断の精度向上を目指すAIスタートアップ。高齢化が進む日本において、認知症・脳疾患の早期発見への貢献が期待されます。

審査員コメント

  • 南 章行氏(ココナラ創業者  CEO Crest Skill Partners「医療コスト、患者負担、検査オペレーションの課題を同時に解決し得る。高齢化で画像診断需要が増える日本において社会的意義が大きい。」
  • 三谷大介氏(SBI Investment)

「科学的エビデンスに基づいた真のブレークスルー技術。アジアなど医療が行き届いていない地域でMRIの普及を促す可能性がある。」

  • 金森岳史氏(TKOcean, Inc.)「高齢化が進む日本の医療環境との親和性が高く、長期的な成長性・発展可能性を評価。」

NEXT GENERATION AWARD|Midwest Composites

 

CEO Sethu Raaj Munusamy

廃棄される茶葉を再利用し、高機能な複合材料へアップサイクルする技術を紹介。子ども審査員も参加し、9歳の審査員は「捨てられる茶葉が新しい素材になるのがとても面白かった」とコメントしました。

審査員コメント

  • 原 雄二氏(Apollo Capital)「バイオコンポジット技術により脱炭素と高性能材料の両立を実現。自動車・EV・航空宇宙など巨大市場を対象に、日本のモビリティ産業との協業余地が大きい。」
  • 三谷大介氏(SBI Investment)「大量生産フェーズへの道筋を模索している初期段階のスタートアップだが、その可能性を評価。」

Open Innovation Award|Global Cerah  

Executive Director Willie Ng

審査員コメント

  • 三谷大介氏(SBI Investment)努力は必要だが、彼らは困難を乗り越える可能性を感じた。現実の課題に対して実証済みの技術を持って取り組むことこそが、スタートアップが成功するための最良の方法である。彼らはすでに成功にかなり近いところまで来ていると感じた。
  • 衛藤 淳一氏(JRE VENTURES)Global Cerahは、有機廃棄物を価値あるタンパク質と肥料へと転換する革新的な循環型ソリューションを提供しており、環境問題と農業課題の両方に対応しています。同社はすでに実証された事業インパクトとスケーラブルなビジネスモデルを有しており、実世界での応用において高い可能性を示しています。その取り組みは、より持続可能でレジリエントな食料システムの構築に貢献するものであり、特に日本における食料・農業分野において大きな価値を持つと評価されます。

時をともに刻む贈り物――景品に込めた想い

受賞者へのトロフィーとして贈られたのは、私達スタッフの手作りの時計です。これは、想いを込めて選ばれた贈り物でした。数十年先の社会課題に挑むコンテストにおいて、時計にはひとつの静かで力強いメッセージが込められています。

「私たちは、起業家と時をともに進んでいく。」

意味あるものを創り上げるという長い旅に踏み出した起業家たちへ。時計は、進歩とは一瞬ではなく時間の積み重ねで測るものだということ、そしてSUMMYSがその道のりをともに歩み続けるということを伝えるシンボルです。


IVSとの連携によるグローバル展開機会の創出

本アワードは、日本最大級のスタートアップカンファレンスの一つであるIVSとの連携により実施されます。

IVSは、世界中の起業家・投資家・企業・政策関係者が集う国際的なプラットフォームであり、本アワード上位2スタートアップには、以下の機会が提供されます。

  • IVSイベントでのブース出展機会
  • 国際的な投資家・企業との直接的な接点
  • 資金調達および事業提携の機会創出

これらの機会を通じて、次の成長フェーズへの飛躍を支援します。


日本と東南アジアをつなぐオープンイノベーション

当日はLinkedIn Liveで生配信され、ベンチャーキャピタリスト・大企業イノベーション担当者・子ども審査員・一般視聴者が投票に参加しました。

上位2社にはIVS(日本最大級のスタートアップカンファレンス)への出展機会が提供され、国際的な投資家・企業との接点や資金調達・事業提携の機会が創出されます。

SUMMYSは今後も、日本と東南アジアをつなぐオープンイノベーションを通じ、100年先も続く持続可能な未来づくりに挑戦してまいります。


主催

SUMMYS VENTURES SDN. BHD


本件に関するお問い合わせ先

Mariel Asami Fukase(ceo ★summysvc.com)★を@に変更し、お問合せお願いします。

CEO & Founder
SUMMYS VENTURES SDN. BHD

https://summysvc.com/social-impact-award/